Top
<   2006年 01月 ( 23 )   > この月の画像一覧
テント強制撤去
公園の住所認定めぐり控訴 大阪市「定着性に欠ける」 (共同通信)

大阪市北区の公園内でテント生活をしているホームレスの男性(55)がテントの所在地を住所とする転居届を受理しなかった区長の処分を不当として取り消しを求めた訴訟で、市側は30日、公園での住民登録を認めた1審判決を不服として大阪高裁に控訴した。

大阪市は「公共施設の公園にテントで居住すること自体が法的にも社会通念上も認められない。いつ退去を求められてもおかしくなく、定着性に欠け不安定な状態だ。一時的な居所で『生活の本拠』とは言い難い」とするコメントを発表した。

大阪地裁は27日、「生活の本拠としての実体がある」と判断し、不受理処分を違法として取り消した。


テント強制撤去 19人分27物件解体 大阪・抗議続く (毎日新聞)

大阪市が行政代執行法に基づいて、靭(うつぼ)公園(西区)と大阪城公園(中央区)で生活する野宿者のテントを強制撤去する作業は開始から約6時間40分後の30日午後2時40分ごろ終了、19人分27物件すべてが解体された。市は、強制撤去の対象になった野宿者のために支援者が別の公園に設置したテントも取り除き、野宿者や支援者が市役所にデモ行進するなどの抗議活動を続けた。【木村哲人、堀川剛護、隅俊之】

靭公園の野宿者や支援者ら数十人は撤去後、大阪市役所前まで抗議デモをした。市は庁舎1階出入り口の大半の鉄扉を閉鎖し厳戒態勢を敷き、職員や警察官約50人が小雨の降る中、「テントは仲間の命だ」と叫ぶ野宿者らとにらみ合った。野宿者らはその後、扇町公園(北区)で集会を開いたが、支援者らが設置した緊急避難用テント4張りは30日早朝、市が取り除いていた。市は「預かっただけだ」と説明した。

また、両公園でテント生活している野宿者9人が27日、公園を住所とする転居届を区役所に提出したことについて、大阪市は、実態を確認したうえで不受理とする方針を決めた。
[PR]
by ssnostalgia | 2006-01-31 13:00
FLIGHTPLAN
フライトプラン
a0016783_8352229.jpg


ジョディー・フォスターが台本での設定の主人公を、男性から女性へ書き換えさせて、主役として挑んだフェミニスティックな映画。映画を選んで出演している彼女は、自分が目指す目標と社会的な役割を本当に理解している。脱帽である。

男性が主役の設定では、単なるアクション映画になりさがってしまうが、女性が主人公で、女手1つで社会(映画では飛行機内という縮小されたが明確な組織)と対等に渡り合って子どもを守っていくことの意味を見つめると、少子化云々を問題視することへの解答は、この映画が主張する延長にしかないのだろうと感じ入ってしまった。

男女平等の考えは、女性を恣意的に引き上げたり押し上げたりしないし、男性を恣意的に押し下げたり引き下げたりもしない。男性が社会的が上部にいるのは結果としての事実として受け止めるしかないが、男性が優位となってきた社会の条件が変わったのも事実である。

社会が変わったという事実を男性も女性も性別を超えた部分で受け止めると、映画の主人公の人間像が浮かぶ。社会と対等に渡り合おうと思う個人の集まりが社会をつくり、そこでこそ個人が大事にされる社会が生まれ、自己主張に意味を与える。

社会組織と互角に渡り合えるほどの強い人間像(ジョディ演じる主人公)は誰もが望んでおいそれとなれるものではないが、か弱い人間個人の向かい目指す方向はそこしかないとおもう。映画の題名「フライトプラン」が指し示す「飛」を含む言葉の意味はそこにあると感じる。

追:良い映画なのでこれは是非に観ることをお勧めする。
[PR]
by ssnostalgia | 2006-01-29 22:11 | movie
データでわかるモノの原価
お金のナゾ調査隊
[PR]
by ssnostalgia | 2006-01-29 22:09 | book
迷走する家族
山田 昌弘
[PR]
by ssnostalgia | 2006-01-29 22:06 | book
なぜ、占い師は信用されるのか?
石井 裕之
[PR]
by ssnostalgia | 2006-01-29 22:04 | book
元アイドル!
吉田 豪

若さに起因する魅力を価値としてアイドルは生きてきた。若さは時間と共に失われ魅力は消費されてアイドルは消えていく必然の上に成り立っている。「アイドル」は女性に限らず男性もいるし、広い視点で見ると芸人に限らず政治家や経営者などにも見ることができる。

元アイドルと題された本書は賞味期限をきれた元アイドルたちが、地に足をつけ今もちゃんと生きているというスタンスでアイドル時代を振り返える。若くして坂の上で雲を眺めた彼女たちの発言から感じた共通のものは、あっけらかんとした感覚であった。もちろんものすごくいい意味。見方を変えると、アイドルゆえに言葉に生きていなかった事実を考えると肉感的で、その意味で彼女たちは言葉(理屈?)の世界から超然としているとも感じた。

1・男性バージョンも作ってほしい。その場合は芸人(=コメディアン)で。
[PR]
by ssnostalgia | 2006-01-29 22:03 | book
年金を問う
日本経済新聞社

私がライブドア事件で垣間見たのは既得権のある「老人(=政財界)」だった。死をまじかにした家制度を代表する「老人」は何につけ奪われるのを嫌うのだろう。若かりしころ光り輝く未来像を見せられた「老人」はその虚像を現実として心から受け止めて、現実が嘘にならないよう現実を鞭打つ。

年金制度の嘘と政治の嘘は、嘘で結びつき、政治のための言葉を真実の結晶の如く扱う。奇麗ごとの先は見られたものではない。持ち逃げの老人天国の日本に住む老人は、現実を見てみない振りをする悪循環にはまっている。

右肩上がりのウソにのっかり支払額の5倍を受け取る年金制度や、主婦を主婦足らしめる厚生年金制度の矛盾を考えると気持ちが悪くなる。ルールはルールだが、現代に矛盾した制度に乗っかったままで既得権を放棄する知性を持った人はいない。
[PR]
by ssnostalgia | 2006-01-26 21:58 | book
フリーターにとって「自由」とは何か
杉田 俊介

労働を取り巻く状況を見つめその底辺にいると語る著者が、詩人のような文体で一字一句をものすごく大切に厳選した素晴らしい著書であった。今年の初めに開いた本が本書であった。現代からこの先を明示するような厳しい内容でもあった。

食べるため、生きるため、様々な抗争が、年齢や性別や学歴や雇用体系や国籍などの属性から始まることをつげる本書は、現代はその過渡期と述べ、先の見えない閉塞感で窒息するような内容である。

マルクスを生み出した時代は前近代から近代への橋渡しの過渡期だったから、著者が述べる現代の時代背景を下敷きにした本書は、近代から後近代への移り変わりへ対応する「マルクス的」を意識しているのだろうと思うほどの、おもい筆使いの内容であった。真摯に受けとめ、身近なところから意識し、彼が指し示す内容を忘れずに生きようと思う。
[PR]
by ssnostalgia | 2006-01-26 21:36 | book
早大元教授 植草氏、名古屋商科大大学院で復帰へ
早大元教授 植草氏、名古屋商科大大学院で復帰へ

女子高生のスカートの中を手鏡でのぞこうとしたとして04年4月に現行犯逮捕され、東京都迷惑防止条例違反で東京地裁の有罪判決が確定した植草一秀・元早稲田大大学院教授(45)が来年度、教壇に復帰することになった。名古屋商科大大学院(名古屋市中区)が25日、客員教授として招く方針を発表したためで、社会人大学院生を相手に「国家の経済戦略」などの講義を受け持つという。
 起用について、同大学院の早川京子事務局長は「植草氏の能力をこのまま埋没させてはもったいない」と説明した。
 授業は、名古屋伏見キャンパス(同)で7月、東京・大手町の丸ビル内の丸の内キャンパスで12月、それぞれ週末の4日間、午前10時から午後5時までの集中講義を担当する。受講生は、MBA(経営学修士号)取得を目指す会社員や経営者ら各30人程度の見込み。
(毎日新聞) - 1月26日10時16分更新
[PR]
by ssnostalgia | 2006-01-26 21:15
Lord of War
ロード・オブ・ウォー

実話をもとにした戦争ビジネスの映画は、武器商人の生きる糧つまり戦争をマーケットとして見るのかマーケットとして見ないのかを主人公の兄とその弟の結末を描くことでによって、ビジネスとはなにかを問いかける。

もちろん、戦争はマーケットではないだろうが、戦争をマーケットと見る人がこの世にいるから、戦争をマーケットとしてみない人が浮かび上がる。ほとんどの人は後者だろう。必要とされるモノは、どんなものでも流通するし価値がでる。価値が生まれれば価格競争と平行して、マーケットから利益を生み出そうとする。

この映画での主人公の主張を要約すると「自分がやらなくても誰かが必ずやる。だから、戦争も戦争ビジネスも絶対になくならない。流通の立場に自分がいるだけ。戦争を望んでいるわけではない。戦争を望む人々がいて、武器が必要とされるその事実を事実として捉え、そこに自己はない。」

主人公の弟はその対極として描かれ、自分が売った武器で人が死ぬ現実に耐えられなくなり、麻薬に手を出し薬漬けになる。その後、武器取引の場で正義感を持ち出したため撃たれて死んでしまう。

兄はただ観念に生き、弟は現実から離れなかった。幸せはどちらにもない。観念に生きなければならない現代の事実を受け止め、「観念に生きる」そのなかに強い自制心と善を持ち込むしかないのだろう。
[PR]
by ssnostalgia | 2006-01-25 12:25 | movie



XML | ATOM

個人情報保護
情報取得について
免責事項