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性差/別
女子プロゴルファーの宮里藍さんが男子ゴルフツアーに参加するらしいが、男女の性差枠を超えることを考える場合、女性が男性カテゴリーへの越境を行うことと対に考えられなければいけない内容に、男性の女性カテゴリーへの越境もある。

宮里さんが男性ツアーで仮に良い成績を収めた場合、賞賛をあびるだろうが、下記の記事の内容が実現して、男性ゴルファーが女性の大会に出場してよい成績を収めた場合の世論の対応は賞賛から程遠いだろう。この温度差に比例して男女の差別はあるのだよね。

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仏男子プロが全英女子への出場希望表明

男子プロゴルフのジャン・バンドベルド(フランス)が27日、来年の女子のメジャー大会、全英女子オープンへの出場希望を表明した。

6年前の全英オープンで歴史に残る逆転負けを喫したバンドベルドは、伝統を誇る全英オープンが、女子に参加の道を開く方針を示したことに納得がいかず「女子の男子ツアー出場が認められるなら、男子も女子の大会に出られるはず。そんなことより、もっと大事なやるべきことがある」と、女子の進出に揺れる男子ゴルフ界に一石を投じた。

[2005/10/28/14:21]
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by ssnostalgia | 2005-10-31 09:06
MARIA FULL OF GRACE
そして、ひと粒のひかり
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面白くない映画もあれば、この映画のように素晴らしいものもある。
サンダンスが評価する映画には裕福ではない貧困層を扱ったものがいくつかある。この映画もそのひとつ。

サンダンス映画祭で評価を受けたものを見返してみるといい映画が多い。
どれもオススメです。

追記

映画での人間描写がものすごく良くて、演者が役そのものになっている。何か理由があると思ったら、監督の撮影手法の賜物で、演者にいったん配った台本を回収し、台本の中で記憶している部分を間違って覚えた部分を含めて聞き出し、そのあとで台本に手を加えての最終台本を役者が演じたのだと知る。増幅し拡張し成型されていく感じはある種アフォーダンスに近い。

同じ村からニューヨークに渡った幼馴なじみの女性をはじめ、皆が上手かったが、主人公の立ち居振る舞いや彼女の目つきからして私に似ているととにかく感じた。

皆から不幸と思われる行動や選択は、自身の判断を信じて動く「個」が導く結果でしかない。だれも理解できない選択の先に幸を信じるマリアには共感が持てた。マリアは私と同郷なのだろうか。

コロンビアでは子どもは育てられないと感じる主人公マリアの気持ちは事実だろう。近代が始まるまでは、化石燃料を燃やしてまで追求する極端な合理化はなかった。それを求められないで皆が生きてこれたが、いったん始まった合理化のもとでは生産性がすべてを評価する社会となって、映画の舞台コロンビアだけでなく、大地と共に生きている人々つまりは家族という機能とその存在意義を奪った。

貧困層の多産家族は、合理化が求める単純な労働にそまり、多くは必要とされない知識を積み重ねることを放棄していく。結果、労働力として搾取されるし、子どもは純粋だから自らを犠牲にし、労働力となっていく。悪循環を生み出す社会の根源は極端な合理化にある。

子どもが自ら生産力となり労働力となって働く社会は、近代化以降は仕組みとして拒絶されたのだから、本来は大人が排除しなくてはいけない。が、排除できない結果として後進国や発展途上国と呼ばれる国では前述の悪循環がうまれ、排除した結果、日本の子どもたちのようになぜか甘やかされた子どもに満たされた。

話しは戻って、主人公マリアは子どもの父を必要とせず、血のつながった家族も必要とせず、平等にチャンスのある豊かな社会(=働けば暮らしていけるという意味)で母の手ひとつで育てていこうと決心する。この決断は「同郷の私」にはものすごくわかった。マリアはものすごく苦労するだろうが、自分の選んだ道を彼女は意識している。後悔はしないだろう。(しないで欲しい。と自分に言い聞かせて。)

飛躍するが、子どもを育てるのが女性ひとりの生業だとしてそれが当たり前と感じられる社会が訪れたとすると、その社会では少子化はありえないだろう。そこにしか子どもを生み育てていく仕組みは無いのではないかと。この場合、男性にはどんな意味があるのだろうかと考えてみたが、子どもが男女の愛の結晶ではないという事実を証明するために存在するのだろう。笑
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by ssnostalgia | 2005-10-27 21:15 | movie
キリスト教は邪教です!現代語訳「アンチクリスト」
適菜収
絶妙に違和感のあった文庫。「神は死んだ」と叫ぶほどの男だったニーチェは大上段にたって言葉を発していたが、現代語に訳されるとその効力をうしなってしまうのかと感じるし、人間くさくて胡散臭く読み取れた。

内容はキリスト教批判を現代語にしてわかりやすく徹底的にこき下ろしていること。表現としてはニーチェの考えにさらに色をつけている感じがある。現実を皆が考えろ!と投げ捨てるのがニーチェ的でもあるのだろうが、これを書く筆者は答えを持っているはずだからアンチクリストの現実的な対案を読んでみたい。次回作に期待か。

ひとつ気になったのは、リーダー(中見出し)にニーチェが用いていないだろう言葉(例えば「ウソばっかりで2000年」とか「世界の中心で愛を叫ぶおごり」とか)を入れ込んでしまう方法は、ニーチェが批判する「キリスト教」的とも感じました。どこまでを線引きとするか明確な指標が欲しい。

早稲田でニーチェを専攻した筆者の野望作。内容は楽しく読めました。
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by ssnostalgia | 2005-10-27 21:14 | book
SIN CITY
シン・シティ

今年最悪の映画だった。こういうのを好きな人がいるのかな?と、ロドリゲス信仰やタランティーノ信仰の呪縛を感じた。原作がコミックでその映画化だと後で知ったとき、そういうことだったのかとひとり肯いた。日本の歌舞伎は見得をきってひと動作大きく振舞いそれを「カブク」といわれるが、この映画のように歌舞伎きった表現をさらに「カブク」と目も当てられない。下品で、てんぷらをから揚げにした感じだった。マッチョな男と守られる従順な女の設定も私は受け付けませんでした。

1・「子どもを守る」を主題にした映画を選んで出ているブルース・ウイルスも脚本に騙されて出演したのだろうな。。
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by ssnostalgia | 2005-10-26 19:29 | movie
美女と野球
リリー・フランキー

今年一番わらった本で、大満足でした。「東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~」がうれちゃってしまった結果?の昔書いたエッセイの文庫化です。

エッセイの中で取上げている「鶴太郎云々」の話は9割の日本人の感性が「鶴太郎云々」を支えている悲しい状況を指し示しているのだけど、めちゃくちゃ売れてしまった「東京タワー~」の読者にはおそらく「鶴太郎云々を支える」9割の人間が比率的に支配しだしたのだろう。笑

涙をさそう?「東京タワー~」がバカ売れしてしまったことを作者がどう思っているか知りませんが、こちら美女と野球のほうから是非どうぞ。

生きることの滑稽さ/楽しさ
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by ssnostalgia | 2005-10-24 08:28
夜明け
「ミネルヴァのフクロウは黄昏どきに飛び立つ」
知恵の女神ミネルバが使わすフクロウは時代の終わりを見届け、新しい時代或いは考え方をもたらす使いだという。夜が明けるたび、昨日の黄昏時に飛び立ったフクロウの飛来を信じて待つこのごろ。笑
頑張ろう。
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by ssnostalgia | 2005-10-18 06:59
la Salle
la Salle(サルキッチン)

意外と知られていないお店。ココとかこことか、あまりWEBでもヒットしないので宣伝もかねて。
メインの蝦夷鹿のステーキとマロンペーストも美味しかったけど、前菜の茄子のソースで食べるフォアグラはもっと美味しかった。魚はイカ墨ソースでした。熱々のパンは1つ100円で、バターを食す文化の味覚が大好きな私にはものすごく美味しかった。

エビアンのビン。はじめてみました。綺麗だった。

是非どうぞ。

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by ssnostalgia | 2005-10-15 08:45 | bistro
障害者自立支援法案を可決
ほとんど報道されていないが、重大なニュースだと思う。「障害者」が障害者たりえた時代と現代は違う。身体で生きていた社会、例えば、足が不自由であったら肉体労働で生きてきた昔の社会ではたしかにハンデになったが、今はそうではない。こんなことを書いたら「空論だ」と石が飛んでくるかもしれないが、身体に障害を持った明るく働いて生きる人を知っているし、障害者として区別されることを望んでいない。と言う意味で自立支援の目指す方向は否定したくないが、、

税収や年金からの財源がないため、いろいろな部分で歪が出てくる。政治的なドタバタで決まった介護保険変更は手続きが最悪だったが、人間が平等に加齢するという意味ではこれは平等だろうと思う。限りある年金を割り込んでいって各個人の負担を上げるのは間違ってはいないともおもう。

障害者の中には不慮の事故や突然の病気で障害を持った方もいるだろうから、「神のみぞ知る」という意味で個人のレベルを超えている。社会が保障するのが当然で、つまりは税を使うことで救済される。たくさんある税収のほんの一部分で「本当の障害者」の方が救えるのに、彼らに負担をさせてでも他に税を使ってしまう社会の判断はやはりおかしい。

と書かいてみて、前段の「障害者」への考えと矛盾しているかも知れないが、そこを考えていくのが人間なのだとおもう。


以下


障害者自立支援法案を可決 参院厚労委、今国会成立へ
障害者への福祉サービスを一元化し、同時に費用の1割負担を求める障害者自立支援法案が13日、参院厚生労働委員会で自民、公明両党の賛成多数で可決された。14日開かれる本会議で可決後、衆院に送付され、今国会で成立する見通し。施行日は来年4月の予定。負担増への障害者らの反発が強い中、先の国会では衆院解散に伴い廃案となり、今国会に再提出されていた。

同法案は、これまで身体、知的、精神の障害種別ごとに分かれていたサービス体系を一元化する内容。利用料は、収入に応じた負担となっている現行制度から原則1割負担に変わる。施設・通所サービスでの食費も実費負担となるが、同時に障害者福祉財政を安定させるため、市町村の在宅サービスに対する国の財政負担を義務化する。

 また、現在公費補助の対象となっている精神障害者の通院費や人工透析患者など「更生医療」対象者、障害児など「育成医療」対象者の医療費負担も原則1割に引き上げられる。

First upload: 10月13日18時8分
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by ssnostalgia | 2005-10-14 09:18
fine autumun day - 2
ENCORE EMINEM

Rakhmaninov
第一楽章 Largo - Allegro moderato
第三楽章 Adagio
Andre Previn

祇園祭 / 親子酒 / たぬさい
古今亭志ん生名演大全集 五代目古今亭志ん生

攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX O.S.T.3
菅野よう子

「夏の思い出」~ラジオから生まれた歌
藍川由美(ソプラノ)岡田知子(ピアノ)
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by ssnostalgia | 2005-10-08 13:56
ena










































































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書店に平積みされていた本の表紙に描かれていたモノクロの印象的なイラスト作家enaさん。PC編集で作り出された透明表現の部分がいくつかあったのですがそこが気に入りました。面でもなくて線でもなくて。
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by ssnostalgia | 2005-10-08 09:02



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