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パイロットフィッシュ
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これ読みました。

世の中で一番偉い?職業は小説家とずっと思っていて、最近は噺家さんだと感じています。が、大崎善生さんのような言葉の引き出しと感性を持っている小説家の面白い小説を読むとやっぱり物書きさんはすごいなと。。。

サクッと読めるので是非、秋の夜長前に、、

「洋服屋にしてもレストランにしても、道順にしてもアルバイトの職種にしても大学の授業にしても、毎日毎日誰かから何らかの選択を迫われ、それに対して何の根拠もないままに答えを提示しなければならない。生活そのものがまるで選択肢の洪水だった。僕を滅入らせる罠のような、あまりにも多すぎて似通った選択肢の数。僕はいつもその前で眩暈をおこし、そして結局は何を選んだとしても何も変わらなかったことに気付き、また眩暈(めまい)を起こした。」

↑これは「パイロットフィッシュ」の本文で僕が気に入ったところです。選択肢がない不幸も選択肢がある不幸も不幸という上では変わりなく、幸せと不幸は何が違うのかと考えさせられる。人は選択肢がない不幸を嘆いていたが実は、選択肢がある不幸はより以上の孤独と自己のあり方を求められる。

有閑階級の理論」は不自由ない生活を生きる人(=有閑階級)の到来を予言していたのだろうと思った。つまり、有閑階級(=現代に生きる僕ら)が持つ無限の可能性は現代人が克服することなのかもしれない。
「パイロットフィッシュ」の内容とはあんまり関係ないけど。。
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by ssnostalgia | 2004-08-31 12:56 | book
更新
更新って大変だよね。現実の世界で生きていくのと同じぐらい大変だよね。事実、続けていくって意思が必要だものね。どんな事物でも面白く楽しく感じるのってそれの扱い方しだいだと思うし。

小さいとき嫌だなぁ~って思った仕事があって、それは毎朝(夕)の新聞に載っている4コマまんがを描く仕事。毎日締め切りに追われているのだと感じたのだ。実態は知らないけどそれがルーティンな作業に感じちゃってね。似たような感情を持ったものに女性誌があったんだ。小さなころ母親は喫茶店をやっていたのでそこには女性自身とか女性セブンとかの女性誌がたくさんあった。

保育園から帰ってきてから毎日読んでいたんだけど、その内容の代わり映えのなさに驚いたことがあった。(*いちばん好きだったのは二つの絵が並べてあって間違いを7箇所さがすやつ。大得意だった。笑)

なんで毎回変わらないんだろうと雑誌を読みながら母親には「なんで毎日コーヒー造るの?」って尋ねたことがあった。もちろん母親も質問の答えを知らないので質問には答えてくれなかったけど。で、今やっている私の仕事は息がながーいんだけど、代わり映えがないという意味ではいっしょ。こっちの方が実は考え物なんだよね。もっと憂鬱になるよ。(笑)

で、ネットは文字を通して対人関係を測る勉強になるね。(仕事で強烈な批判の文章をもらったことがあったのだけど、本人に会って話すと文意から想像できないような人だったりとか。とにかく1つ思ったことは文字(デジタル)に対してバッファを作ることかな。)←これは自分の強さを試されるみたいなことだけど。。

更新する選択もあるし更新しない選択もあるし書き込む選択もあるし書き込まない選択もある。呼吸を意識すると呼吸も大変だものね。
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by ssnostalgia | 2004-08-30 12:26
クリフトンN.J.



ぼくらはみんな過ちを犯し そのくせ正義を口にする

ぼくらはみんな憎しみを恐れ そのくせ愛するのが下手だ

ぼくらはみんな永遠を愛し そのくせこの時代のとりこ



谷川俊太郎
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by ssnostalgia | 2004-08-29 00:01
冒険終了?
冒険中

こんばんわ、あまりにも似たカットだったので。

写真は数年前の夏のあつーい昼時でした。
お台場で、月が見えていました。。
フジテレビと月とを写したかったので、、

逆側は東京タワーだったんだね!
と、気づいたよ。

橋の下にいるのは若いカップルだった。男同士だけどね。。
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by ssnostalgia | 2004-08-27 21:01
誕生日辞典
誕生日辞典に載っていた私の性格です。私の場合、恐ろしいほど当たっているのよ、、(笑)
立ち読みで是非みなさんもご自身を驚いてくださいな。

*6月I4日
*双子座22度~24度
*双子座3期
*柔軟/風

6月14目生まれの有名人 → チェ・ゲバラ
反骨の人

6月14日生まれの人は決然とした熱情家。周囲の出来事をよく観察し、的確な判断をくだします。とても頑固で義理堅く、信じることや名誉のためなら戦いも辞さずというタイプです。考え方や意見を述べるときは、パワフルで説得力があります。人間というものをよく知っていて、偽善やごまかしを容赦なく暴きます。とくに女性は心身ともに強い人が多いようです。男性も女性に劣らず強さをもっていますが・自己中心で横柄になりやすく・他人との衝突を招きやすいかもしれません。未熟な人の場合、巧妙に裏と表を使いわけることもあります。また男女とも激しく批判する傾向があり、いや味で皮肉な気分が強くなると、人をピシャリとやつけます。とびきりの頑固者なので、説得やおだてはなかなか通用しません。ひとたび目標を定めたら、前進あるのみ。たいていは、家族、友人、社会の順に誠実さを示します。先導者や主義主張に共鳴すると強力なスポークスマンになります。敵にすると相当、手強い相手になるでしょう。復讐の仕方をよく知っているので、敵にまわすのは考えもの。

多くの困難や問題に直面するでしょうが、てきぱき片づけていきます。ベテランの野球選手のように冷静さを失わず、複雑な問題を処理するすべを心得ています。いろいろな関係において他の人を頭ごなしに支配しないよう気をつけなければなりません。たいていはいちはやく問題点をつかんで、仲間に相談せず白分で処理してしまいます。たまに失敗に終わることもありますが、その場合も経験から多くを学ぶでしよう。世話好きなのでよくても過保護・最悪の場合はワンマンになりがちです。行動の自由、精神と肉体の白由を重んじます。投獄、監禁はおろか、遅れることも我慢できません。なかには、いつかむりやり拘束されるのではないかと、病的なほど恐れる人もいます。競争好きで、勝つことが大好き。だからといって、生涯を権力闘争に明け暮るようではいけません。攻撃したい気持や競争心を人問関係以外のところに隈定するのがベストです。傲慢やうぬぼれは禁物(とくに男性)。幸運を遠ざけないようにしましょう。

長所
・成功する
・根性がある
・大望を抱く

短所
・ストレスを溜めすぎる
・短気
・居丈高

ハリエット・ビーチャー・ストー(ニューイングランドの小説家。逃亡奴隷法に反対。『アンクル・トムの小屋』)★チェ・ゲバラ(アルセ'ンチン生まれ。キューバ童命で大きな役割を果たす。ゲリラの指導者・医師)★イェジ・コジンスキー(作家。『チャンスノ予言者』)★マーガレット・バーク=ホワイト{写真家。作家。女性初の第2次世界大戦通信員}★シュテフィ・グラフ(ドイツのテニス選手。ウィンブルドン、全米、全仏、全豪オープンに何慶も優勝)★ボーイ・ジョージ(「カルチャー・クラブ」のリード・ボーカル。メークや衣装が話題になる)★ドナルド・トランプ(不動産開発業者)★バール・アイヴズ(フォーク・シンガー俳優)★サム・ワナメーカー(舞台俳優、演出家)★ニコラス・ルビンスタイン(モスクワに音楽学校を設立。ピアニスト) サイ・コールマン(ジャズ・ピアニスト。編曲者)★ジーン・パり一(映画、テレビイ非優)★ドロシー・マクガイア(映画女優)★伊東四朗、俳優)★駒井哲郎(版画家)★椎名誠(小説家。エッセイスト)
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by ssnostalgia | 2004-08-27 12:42 | book
祭り
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麻布十番納涼祭り/的屋
↑を読んで。。

夏祭りと秋祭りは違うよね、、
と、今年の夏確認すればよかったと後悔しています。

写真は日蓮宗の御会式(11月だったような?)での出店の飴細工。
ハレとケは一体だね。(仏は神道じゃないけどね。)
みんな良い顔してるでしょ。
好きな写真です。

こちら→踊るアホウもどうぞ。
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by ssnostalgia | 2004-08-26 02:34
The United States of LELAND
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16歳の少年(=LELAND)が元彼女の知的障害者の弟を殺した話で、「世界は悲しみにあふれている」という触れ込みの映画をみてきました。「16歳の合衆国」と題された映画で、原題は「The United States of LELAND 」です。

人の行動を測るとき、その行動の理由を求め、それを理解したがるのが人間である。「誰が、なぜ、どんな目的で、それを行ったのか?」は誰にでも浮かぶ思考回路である。人が人を理解する。人間はそれを前提として生きてきた。相互の理解を元にこれまでの社会を築いてきた。

相互の理解を培った土壌は確かに存在し、絶対の価値観という観念を元に人は自分と社会の距離を測って自分の位置を確認し、自身の位置を修正してきた。絶対の価値観が存在したからこそ社会での自分の位置が測れた。

自分の位置が測れるから他人の社会的位置が理解でき、絶対の価値観を前提として自身と他者が共通の観念を獲得できる。共通の観念は相互の理解につながって、自身と他人を含む社会との関係を理解する。それによってそれぞれが連綿とリンクした世界像を獲得することができる。連続的な関係性という意味ではアナログ的である。

絶対的な価値観がなくなって久しい。絶対的な価値観を人が理解する尺度として捕らえ、その価値観がなくなったのが現代社会である。人が人を理解できなくなった世界像を描いた映画が、「16歳の合衆国」=「The United States of LELAND」という映画である。個人の価値観で作られる世界は個人の価値観が全てであり、他人の理解はその世界には及ばない。だから理解などありえない。

「個人の世界が存在する」という誤謬とも捉えられる表現のであるが、しかし、共通の価値観がなくなってしまったら、世界は個人の作る世界としてしか存在できない。恋人に愛を証明してほしいと迫られた主人公は、絶対的な価値観がなくなった世界を認識しているので、住む世界が違うのだから価値観は共有できるはずもなく、ましてや愛情なんて証明できないと知っている。愛情表現は共通の価値観がない前提では表現などできない。

また、主人公は知的障害者を殺してしまったが、それを悪いこととは認識できなかった。主人公の彼の価値観の中に住む「知的障害者の彼」は、生きることを苦しみ、辱めと恥をさらして生きるより「死にたいと願う存在」であって、それ以上でもなくそれ以下でもなかった。主人公は確かに殺人を犯したし、犯した事実を認め、事実を認めるが、自身の行動を悪いこととは感じえず、ただ社会の制度が悪とする自身の行為を素直に認めるだけである。

主人公の感性を絶対的な価値観に押し込んで理解することを大人が試みる描写などがあったが、それは映画表現の主題を際だたせるための事象で目的ではない。この映画が指し示す先は、全ての法(=人類の知恵)は意味をなくしたと私は感じ、甘いようだが映画終盤それを理解しポロポロと涙が止まらなかった。

やさしい主人公の存在は未来の多くの子供達の象徴と言え、涙なくして観れない映画であった。絶対的な価値観を否定した人間はどこいくのだろう。「ゴーストワールド」や「バージンスーサイズ」が語る子どもの世界を、大人の感覚で理解することの不可能性をまず理解しなくてはならない。最高の映画は哲学も法も政治も全てを凌駕して現実を捉える。
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by ssnostalgia | 2004-08-23 01:19 | movie
ケータイを持ったサル
「人間らしさ」の崩壊と副題がついた本書は、霊長類研究の延長として人間の行動を分析し、人間が社会化していく過程を論じていく。集団生活での行動や個体能力の調査などを通していくつもの鋭い指摘があげられている。指摘内容はもっともと感じる部分が多く、現代社会の仕組みを鋭く切り出している。本書の論点は、生まれた赤子がいかに今後の社会に適応し「人間らしく」生きていくのかである。

生まれた子供は「家族」に育てられる。現代家族として核家族が当てはまる。数十年前はより大きな集団の大家族で子供は育てられた。大家族で機能していた子育ての仕組みはその時代背景に適した子供を作り出し、「人間らしさ」を築いてきた。

「人間らしさ」という非常に抽象的な言葉が指し示す内容が重要であるが、著者は「葛藤を乗り越える強さを持つ人間」を人間らしさとしている。人間は少なからず社会で生きていく生き物であるため、葛藤とは無縁でいられない。これには真実である。

「人間らしさ」の崩壊の象徴として、引きこもり系(私的な領域をつくり社会と断絶する行動をとる)とルーズソックス系(「コギャル」に代表される集団の中で公私の区別がつかない行動をとる)をまず取り上げる。

引きこもり系は、軋轢による挫折を受けたとすると、その原因を自己責任として引き受け、自分を許せない結果、内面に閉じていく現象だと述べる。その反対にルーズソックス系は、思い通りにならない状況があったとして、その原因を自分の非ではなく徹底的に外部の非として居直り、非がある外部環境(=公)は無視しえる対象と捉える現象だと述べる。

引きこもり系もルーズソックス系も原因は同じで、葛藤を乗り越える強さを人間として育めなかった結果としている。それはどこに原因があるのかと掘り下げて、核家族が持つ問題に行き着く。その問題とは、核家族という結婚感が持つ「専業主婦」というイメージに還元される。子育てが女性を縛った結果、社会(=公)から完全に隔離された。隔離された母子関係という限定的な関係の中では葛藤を克服する強さを育むことはできない。

子供の社会化は専業主婦が甘えを与える情況では成り立たず、専業主婦という歴史から見れば特殊解といえるシステムに現状社会の「人間らしさ」の崩壊をみる。霊長類研究者という切り口から、現代社会を分析する本書での解決策として、掲げられているのが「出産は30歳からを奨励しよう」であった。これには私は説得力を感じる。この言葉を信じれば女性もあせらず生きられるのだろう。

題名では指し示されないが本書は家族論である。何十万冊と売れているが、本書を家族論と感じ少子化と言われる現代社会と格闘していると認識している人は少ないのだろう。
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by ssnostalgia | 2004-08-21 08:07 | book
ミャンマー料理
好き嫌いがなくエスニックフードは大好きです。ミャンマーでもねおいしかったのあるよ。ビルマ族の小皿に盛り分けられた辛いカレーで、付け合せの生野菜(オクラのでかいやつとかミントとか)で辛さをごまかして食べたやつとか、インダー族のキャットフィッシュのトマト煮とか。これは湖上のレストランで食べましたがミャンマービールとの取り合わせは最高でした。

朝市で食べたモヒガーも温かいトフヌイもおいしかったです。ただ、ほかのアジアの国よりも食材が傷んでいるのかなと感じました。おいしい料理屋を地元に人に尋ねると必ず中国系のお店を紹介するのです。自国の料理を誇らないのは「なんで?」と思い、食に対する印象を悪くしたのかも。。

それとね、ビールはおいしかった!これはマジです。アジア最高のビールは「キリン・ラガー」と個人的に決めていますが、それに匹敵するぐらいおいしかったのがミャンマービールです。ミャンマーではマンダレービールとミャンマービールが作られているんだけど、ミャンマービールは最高においしいです。マンダレービールは甘いのでちょっと。。

私の家の近くの酒屋にはミャンマービールは常においてあるので重宝しています。(ビンではなくて缶なのがちょっと、、)モンドセレクションでも受賞しているなんて知らなかった。(ここの酒屋は珍しいビールが普通においてあるのです。サミクラウスとか、、)アジアではシンガポールのタイガービールもおいしいよね。ヨーロッパのピルスナー系のビールももちろん大好きです。

朝からビールが飲みたくなった。。。
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by ssnostalgia | 2004-08-19 09:32
二十世紀
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Copyright (c) hashimoto, osamu. All rights reserved.
写真撮影 町田仁志

新宿のルミネに入っている書店:青山ブックセンター(ABC)がつぶれたじゃない?で、気になってどんなお店になっているかなぁと思って、行ってみたんだけど、ブックファーストになっていた。。。本屋という商売がそこで成り立たなくて閉店したんだと思ったら実はそうじゃなくて、経営(者)がダメだったんだ。洋書がちょっと多いだけで本屋がつぶれるわけないよな。ビル建設のために土地購入~下落のバブル崩壊の王道をやったみたい。運転資金も借入れできなくなったんだって。変な世の中だよね~

家の近くのコンビニが閉店してどうなるのかなと様子を伺っているとその後に入ってきたテナントがコンビニでした。不動産屋がコンビニが成り立たない立地条件を隠してなのか購入側の業者に対するダンピングなのか、とにかく不動産事業が成り立っている。ラーメン屋でも同じ現象を会社の近くで見ました。現在のラーメン屋は4つ目。面白くて滑稽だね。(笑)必要とされないモノは必要とされないという事実を認めたくないのかな。変な世の中だよね~

銀行が自社ビルを建てたんだけど、お金を貸す先がなくて自社の系列会社の仕組みの中にお金を貸すための自社ビルなんだな。信用と言うシステムで成り立っている銀行は、バブル崩壊後信用ある顧客をうしない、お金を貸して利子を稼ぐ先がなくなった。そしたら自分を信用してお金を回して帳簿上の完成高をあげるんだ。利子はどうするんだろう。と、思ってその建物を見ていたんだけど、そのビルのちょうど前に、銀行が1階に入った貸しビルが新しく建設されちゃった。こんなにたくさん銀行って要るの?変な世の中だよね~

EUもアメリカもいまだ成し遂げていない前人未到の経済の最先端があって、そこを突っ走っているのが日本なのだと、橋本治さんが「戦争のある世界」で述べています。そういった現象が上に書いたことに現れているのだろうけど、「経済」の行き着く先はなんなのだろう。と考えて「二十世紀」のはじめにと題した書き下ろしが二十一世紀のすべてだと感じますね。この本はサイッコ~です。笑

上記の写真、1968年東大駒場祭ポスターはデジタルももんがさんからアクセスしまして拝借しました。←運営が面白いサイトです。
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by ssnostalgia | 2004-08-18 12:19 | book



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