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カテゴリ:book( 108 )
データでわかるモノの原価
お金のナゾ調査隊
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by ssnostalgia | 2006-01-29 22:09 | book
迷走する家族
山田 昌弘
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by ssnostalgia | 2006-01-29 22:06 | book
なぜ、占い師は信用されるのか?
石井 裕之
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by ssnostalgia | 2006-01-29 22:04 | book
元アイドル!
吉田 豪

若さに起因する魅力を価値としてアイドルは生きてきた。若さは時間と共に失われ魅力は消費されてアイドルは消えていく必然の上に成り立っている。「アイドル」は女性に限らず男性もいるし、広い視点で見ると芸人に限らず政治家や経営者などにも見ることができる。

元アイドルと題された本書は賞味期限をきれた元アイドルたちが、地に足をつけ今もちゃんと生きているというスタンスでアイドル時代を振り返える。若くして坂の上で雲を眺めた彼女たちの発言から感じた共通のものは、あっけらかんとした感覚であった。もちろんものすごくいい意味。見方を変えると、アイドルゆえに言葉に生きていなかった事実を考えると肉感的で、その意味で彼女たちは言葉(理屈?)の世界から超然としているとも感じた。

1・男性バージョンも作ってほしい。その場合は芸人(=コメディアン)で。
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by ssnostalgia | 2006-01-29 22:03 | book
年金を問う
日本経済新聞社

私がライブドア事件で垣間見たのは既得権のある「老人(=政財界)」だった。死をまじかにした家制度を代表する「老人」は何につけ奪われるのを嫌うのだろう。若かりしころ光り輝く未来像を見せられた「老人」はその虚像を現実として心から受け止めて、現実が嘘にならないよう現実を鞭打つ。

年金制度の嘘と政治の嘘は、嘘で結びつき、政治のための言葉を真実の結晶の如く扱う。奇麗ごとの先は見られたものではない。持ち逃げの老人天国の日本に住む老人は、現実を見てみない振りをする悪循環にはまっている。

右肩上がりのウソにのっかり支払額の5倍を受け取る年金制度や、主婦を主婦足らしめる厚生年金制度の矛盾を考えると気持ちが悪くなる。ルールはルールだが、現代に矛盾した制度に乗っかったままで既得権を放棄する知性を持った人はいない。
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by ssnostalgia | 2006-01-26 21:58 | book
フリーターにとって「自由」とは何か
杉田 俊介

労働を取り巻く状況を見つめその底辺にいると語る著者が、詩人のような文体で一字一句をものすごく大切に厳選した素晴らしい著書であった。今年の初めに開いた本が本書であった。現代からこの先を明示するような厳しい内容でもあった。

食べるため、生きるため、様々な抗争が、年齢や性別や学歴や雇用体系や国籍などの属性から始まることをつげる本書は、現代はその過渡期と述べ、先の見えない閉塞感で窒息するような内容である。

マルクスを生み出した時代は前近代から近代への橋渡しの過渡期だったから、著者が述べる現代の時代背景を下敷きにした本書は、近代から後近代への移り変わりへ対応する「マルクス的」を意識しているのだろうと思うほどの、おもい筆使いの内容であった。真摯に受けとめ、身近なところから意識し、彼が指し示す内容を忘れずに生きようと思う。
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by ssnostalgia | 2006-01-26 21:36 | book
失踪日記
吾妻 ひでお

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発想を糧に生きる現代人のバランス感覚について考えさせられた。

著者の実体験をもとにした漫画で、突然の蒸発から浮浪者暮らし、家族に内緒の土建業での住み込み生活、極めつけはアルコール中毒による入院生活など、漫画家という短いスパンで常に新しい発想を求められる業種を支える精神は、絶妙なバランス感覚のうえに成り立っているのだろうと感じた。

人それぞれがどのようにバランスをとっているのだろうかと知りたくなったが、十色だろう。

吾妻さんの人柄の良さがよく感じられる本書の内容から、キャラクターを生み出す漫画家という創造主は、他人を切り捨てられないなんともいえない優しさを兼ね備えているのだとも感じた。
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by ssnostalgia | 2006-01-11 13:00 | book
乱世を生きる 市場原理は嘘かもしれない
橋本 治

集団を二つに分け、そこに陳腐に優劣をつけて物事を考えてきた日本人像がある。鎖国/開国、天皇/幕府に始まったわけでもないが、近代化をはじめた時点を起源と考えると、アジアで唯一侵略されなかった国=日本は「日本型の近代化」という歪な成功をおさめて二分化を正当化している。

「勝ち組」という言葉は「負け組」という言葉の上に成り立つ相対的なもので、相対化することでしか存在できない価値自体が嘘なのではないかと、つらつらと述べる。

国内にも国外にも日本にとってのフロンティアがなくなってしまった現在、それでも帳簿の上で経済成長を続けなければならない市場原理は、「勝ち組」という言葉をつくることで何とか成り立っている、とする。

「勝ち組」は「負け組」の住む土壌をマーケットと見立て、そこにフロンティアを見出して帳簿上の利益をあげる。「負け組」が「勝ち組」を崇める前提は経済的面からみただけの価値観でしかない。その仕組みを「市場原理は嘘かもしれない」と副題で述べているが、的を得た解釈の本であった。

「乱世を生きる」という書名が意味するのは、武士の世に突入する室町後期の戦国時代に現代を例えて、ある1つの時代が終わっていく日本への挽歌としている(のだろう)。これは著者、橋本さんの日本人一般に対する一貫した手向けの精神なのだとも思う。つまりは、このばかげた状況を看取って、成仏させていこうと。

本書の中でも「日本の世襲制度はどうやって消えていったか」の章が一番興味深い内容であった。
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by ssnostalgia | 2006-01-11 13:00 | book
さおだけ屋はなぜ潰れないのか? 身近な疑問からはじめる会計学
山田 真哉

初めて読む会計学に関する本で「木を見て森を見ず」と言う諺が比喩として浮かんだ。会計学では木の存在よりも森の存在を大切にする。森が存在できない環境では仮に木が存在しても何も意味を持たない。

兎にも角にもバランスが大切なのだろうが、「竿竹屋」がつぶれないのは母体となる何らかの存在が在ってこそで、森ありきの木という結果でしかなかった。

「竿竹屋」が「竿竹屋」として成り立つことと会計学は別の話であるが、面白い内容の本だった。
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by ssnostalgia | 2006-01-11 13:00 | book
東京奇譚集
村上 春樹
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by ssnostalgia | 2006-01-08 18:28 | book



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