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The Merchant of Venice
ヴェニスの商人

土地を失った民族(ユダヤ人)は奴隷となり虐げられながらも働いていた。虐げられ働く中、心の支えとして民族を守る一神教を見出し、神を磨き上げる。彼らはエクソダスを行い、土地と共に生きる奴隷の地位を捨て、彼らの神と共に生きていく道を選ぶ。一神教を信じる心は、大地と共に生きる多くの神や、それを信じて生きる民族を淘汰していく。

一神教を信じる仕組みは「貨幣」を信じる仕組みと同じで、一神教を成り立たせる土壌が人間に想像できたから「貨幣」は信用され利益を生み出す。無数の神がいた時代に「己が為にある神」を創り出した心は理解できるし、心の支えに「貨幣」がすり替っていったことも理解できる。

一神教は変遷し同根の思想を生み出す。ユダヤの神から始まった一神教は、キリストの神やイスラムの神を生み出す。さまざまな一神教の神は、現代では「貨幣」に成り代わり生き残っている。

などなど、個人的に大声を出すだけであまり上手とは思えないアル・パチーノが主演の映画でしたが、今回はまずまずのはまり役だったのか。主演の惨めな扱われ方、叫ぶ孤独、人を許さない姿勢などから映画内容とは関係ないことを映画から感じた。

1・役に前提(ものすごくお金持ちとか超能力があるとか)がある世話物の映画はあまり好きじゃないのだなと再認識。

2・主演のお姫さまには残酷な結果がまっていたと私は考えるし、知的で客観的な表情の女性表現が現代的であった。

3・人の顔につばを吐いてはいけない。

4・貨幣が生み出す利潤で人は幸せにもなるし不幸にもなる。

5・ユダヤ人はなぜにこうも嫌われて描かれるのか。「イル・ポスティーノ」を撮ったインド生まれの英国人の監督作品。
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by ssnostalgia | 2005-11-09 12:51 | movie
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