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「平家物語」/朗読 : 平幹二郎
女武者、或いは追憶の浪漫

能の舞ではありませんが、、、TBです。

大河ドラマの影響で「平家物語」の朗読CDが発売されています。平幹二郎が良い声で朗読しています。私が好きなのは、やはり導入部分の「祇園精舎」です!が、「木曾最期」や「那須与一」も楽しめました。

祗園精舎の鐘の声、
諸行無常の響きあり。
娑羅双樹の花の色、
盛者必衰の理をあらは(わ)す。
おごれる人も久しからず、
唯春の夜の夢のごとし。
たけき者も遂にはほろびぬ、
偏に風の前の塵に同じ。

口語訳として一般的なのは下記です。

祇園精舎の鐘の音には、
諸行無常すなわちこの世のすべての現象は絶えず変化していくものだという響きがある。
沙羅双樹の花の色は、
どんなに勢いが盛んな者も必ず衰えるものであるという道理をあらわしている。
世に栄え得意になっている者も、その栄えはずっとは続かず、
春の夜の夢のようである。
勢い盛んではげしい者も、結局は滅び去り、
まるで風に吹き飛ばされる塵と同じようである。

だってさ、、
中学で暗記させられたのを思い出すね。

1・CDは新宿紀伊国屋の2階で視聴できますよ。

2・導入に後藤幸浩さん演奏の琵琶(正確には薩摩琵琶)が鳴り響きますが、これもいいです。
by ssnostalgia | 2005-06-13 12:23 | Entertainment
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