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広告批評 273
2003年7・8月号

特集 佐藤雅彦研究室

電通時代、どんなに忙しくても数学の研究を続けていた佐藤さんのものの見方が良く分かる。
SFCでの講義内容を中心に数学に限らず考えることの楽しさを述べている中で、「学問との付き合い方をどのように考えているか?」を生徒に投げかける一文が印象的であった。

やはり、真実を求める人の真実は何処かに存在し、真実を真実足らしめるものは自分の取り組み方しだいなのだろう。言葉を自分のものとして、沈黙を破ろう、語りつくそう。とも思った。
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# by ssnostalgia | 2005-12-16 12:28 | book
イメージの読み書き
慶応義塾大学佐藤雅彦研究室

考えたことをシンプルなモデルに落しこんだ3冊の本。
著者の「イメージの読み書き」が指す意味は、言葉に頼らないでイメージを伝達することの試み。「暗黙知→形式知」で始まる知識の変換の4段階目を形式知を使わないで「暗黙知→暗黙知」を行うことの試みと理解した。

一点だけ誰にでも共通に作用する「重力」が表現として何度も取り上げられている。(上にあるものが下に向かうベクトルを持つなど)老い(時間)と同じで重力からも逃れられないのが人間なんだろうな。
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# by ssnostalgia | 2005-12-16 12:20 | book
デザインのデザイン
原 研哉

シンプルでミニマルなモノは「生活観」等を取り除くことで作り出され、はじめて存在できる。そこで浮かぶ疑問は、取り除かれた「生活観」はどこに存在してどこでミニマルなものを支えるのだろうか、もしくは、私たちが「生活観」と考えているものが本当に必要とされているものなのか、などなどいくつもある。

本書ではこれらを述べないが、枝葉を取り除きシンプルに構成された作品そのものは、どれも美しい。これは褒め称えられるものなのだろう。

美しいモノが世界をかえる力があると私は思うし、原さんも本書の中で述べていた。
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# by ssnostalgia | 2005-12-16 12:15 | book
LOHAS的
LOHASは登録商標

ホワイトバンドやビッグイシューも「LOHAS」とほぼおなじだ。言葉は悪いがこれから、騙される人が多いと分野・騙そうと思う人が多い分野だとおもう。上のように大きく騙すか、小さく騙すか。老人を相手にした小売は小さく騙している。
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# by ssnostalgia | 2005-12-12 13:00 | TB
mama!milk live

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@graf media gm: YOKOHAMA

"甘い夜、甘くない夜 "

行きたくても行きたくてもどうしても私と日程の会わなかった、「mama!milk」の初ライブ。

アコーディオン奏者・生駒祐子と、コントラバス奏者・清水恒輔によるインストゥルメンタル・デュオ。詳細はコチラ

Ego-Wrappin'「 色彩のブルース 」での参加が有名か。イメージとしては、フランス映画の色彩と音、つまりは「デリカテッセン」や「アメリ」の監督ジュネを想像して、そこにさっぱりとしたコク?のある関西的な和風を想像すると分かりやすい。←分かりにくいか?

アコーディオンの演奏をライブで聴くのは近藤志げるさん以来で二人目(笑)。生駒さんがエビゾリになっての官能的演奏スタイルは誰でも釘付けになると思うほど、美しい。京美人がさらに輝くね。

清水さんもかっこよくて存在感があるが、生駒さんの前では平凡に写ってしまう。もっともっと存在感を消して、観客を含めた土台(ベース)になったほうが良いのではないかなと、しっかりとした存在感からの鑑賞記。

京都を中心に演奏しているママミルク。こっちにきたときは日程を作って何度も行きたいとおもったすばらしいライブでした。(会場は寒すぎたのじゃないか??生音の演者にはもっと気を使ってほしい。最低限のルールだとおもった。)
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# by ssnostalgia | 2005-12-12 12:01 | Entertainment
Yokohama Triennale 2005
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BankART Lifeには行けなかったけど、たのしいイベント紹介をありがとう。ということでTB。

横浜トリエンナーレ + BankART Life


横浜トリエンナーレ アートサーカス

中華街でランチを食べた後で、出だしが遅く15時以降の入館でして、混雑していました。作家意図を考える余地を与えないほど。(笑)
サーカスだから楽しんでって感じでそれはそれで良かった。企画の勝利だね。

お気に入りは、ピューぴるさんの光の子宮、物凄くきれいだった。と、ものすごく大きなサッカーゲーム。誰もが子どものときにやったことあると思う。と、中庭での打ち込み系(笑?)ライブ。一番良かったのは、野村さんたちの『ズーラシアの音楽』、 『アートサーカスの音楽』。日没の湾岸で毛布に包まりつつストーブにあたりながらなんともいい感じでした。夜空に大きく写るライオンが悲しくも。。
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# by ssnostalgia | 2005-12-12 12:00 | TB
佐藤可士和
佐藤可士和さんが建築家の手塚さんとこらぼったようで、その講演会

たのしかったなー
ケンチクと意外に近かったりするこういう人といつか一緒に仕事がしたい。
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# by ssnostalgia | 2005-12-08 23:59
近代的歩行法と、身体の国家管理

これ読んだことある。
「なぜに農民は貧なりや」の柳田國男さんだっけ?
記憶が定かでないので調べてみようとおもう。出典おさえていたら教えてほしい。誰でもいいので教えてください。

とにかく、すごい視点だよね、時代によって人間の歩き方がちがうのだもの!!変わらないものなんてないんだよね。(大人が子供に支配される日は近いのか!)

私が知る限り、人体の変化まで捉えてはいないものの、こういった話の昭和版は小沢昭一さんが、いい仕事しているとおもう。音声でも出ているよ。聴いてほしい。

女相撲とか足回しとか、いろいろあるけどその中に、生きるため性を芸まで高めたストリッパーの一条さゆりさんのドキュメントは物凄く面白いと思う。行方知れずで死んでいるのかもしれない一条さんだけど、今だからこそ女性は彼女の生き方を知ってほしい。

本題。歩き方の変化に着目した話を受けて、映画創世記に映画を観たことのないアフリカ人に西洋人が映画を観せたときの話。

西洋人が走るシーンがあって、それを観たアフリカ人は、いっせいに、ドッと笑ったんだってさ。「あの、男性の行動は何だ?なんで歩かないで、あんな歩き方(走り方のこと)をするんだ??」って、その映画を観ていたアフリカ人のみんな、その不自然さにどっと笑ったんだって。

アフリカ人は走ることを知らなかったのだ!

信じられないけど、走ることはおそらく、自然と共に生きていた世界の生活では必要じゃなかったのだとおもう。走ることは「行進」と同じで不自然だよね。

同じように、例えば、傘をさすことも不自然で雨が降ったら、軒下や木陰で雨がやむまで待てばよいし、暑かったら作業を休めばよいものね。これは、アジア旅行の経験から教えてもらったんだけど、もちろん、日本では実践できない。

悲しいことなのだろうけど、それを捨てて得られる喜びに目を向けようとおもう。

男性が男性を捨てならざるを得ない状況で、女性が女性を捨てないと言い張った場合に起こる不自然さは、日本で雨が降ったとき、傘をささないで木陰で休む事だろうか。

傘をさしていく道があったら、同じ意思を持った人と傘を差して進むだろうな。
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# by ssnostalgia | 2005-12-08 23:50 | TB
講談
神田阿久鯉の慶安太平記を聴く会
good!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
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# by ssnostalgia | 2005-12-05 20:09 | Entertainment
知識創造企業
野中 郁次郎, 竹内 弘高
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# by ssnostalgia | 2005-12-05 19:56 | book
わたしにはまだ、生存欲があります。
配偶関係別平均余命 ~あなたにはまだ、生存欲がありますか?~

お昼時、食事の味を感じない考えさせる楽しい記事でした。

私は、女性のほうが生物学的に強いと思うから、一般的に女性のほうが長生きするのだと思う。まったくその通りだと思う。

一点だけ見解が異なるの部分がある。離婚を取り巻く男性と女性の平均余命に開きがあるのは、家族を扶養する立場に男性が立っていて、社会的な理由により男性の自殺者数増の根底にある思想が原因で、離婚を取り巻く男性の余命を短くしているのだと思う。

H17年6月発表 警察庁統計資料より

「家族」を支えていた男性も神の子ではなく人の子だから、おおきな社会の流れに、つまりは社会構造の変化(男性性の否定)による景気低迷には勝てない。自殺者に占める男性の割合が多いのは、男性が家族を養う義務を負っていたが、養う義務を果せない結果の「安っぽい責任」を感じての自殺と考えるのが自然な感覚ではないだろうか。

離別というカテゴリーで自殺を取り巻く状況を考えると、「お金も稼げない不要な夫」というイメージが浮かび、自殺を選択した男性が平均余命を下げていることは容易に想像できる。女性が家族を養うことを想像した場合、こんなにも多くの男性が無意味な死を選択するとは私には考えられない。

自殺を選ぶのは個人の資質もあるし、一概には言えないが、死と隣り合わせで生きている現実を垣間見た気がした。
明日は我が身、とならないようにがんばろう。?笑

「なぜ、そうなったのか?」の原因を考えないで、結果と願望をこじつけているように感じた記述がこれ。
「こうした違いが生まれるのは、環境に左右されることのない生きる強さというか、生存意欲に男女差があるとしか考えようがありませんね」
には驚いたな。

離婚で男性の命は縮む
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# by ssnostalgia | 2005-12-01 13:07
LE PEUPLE MIGRATEUR
WATARIDORI


言葉ない世界で大地とともに生きる現実。

渡り鳥の不幸と幸せの現実は、人間の幸せと不幸の裏返し。
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# by ssnostalgia | 2005-11-30 00:32 | movie
IN HER SHOES
イン・ハー・シューズ
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秘密と書くとマイナスのイメージを含んでいるように感じるが、誰にでも秘密にせざるを得ないことはある。秘密を持つことは不安に似た気持ちを抱く。
秘密を抱き強く生きていく人間(=女性)を描いた映画、イン・ハー・シューズ。

不安で不安で自分では抱えきれない問題を打ち明けることで秘密を破り、気持ち楽になる事が現実にあるように、秘密を守っていくのは不安と共に生きていく自分を感じる。秘密を守るのは自分自身だけの判断であるからここで大きく線引きされる。

問題を自分の内部で解決しない道も当然ある。外部、つまりは他者と問題を共有することで、あるいは問題解決を依存することで、解決される問題もある。が、それはそれまでの話である。

この映画は自分探しの姉妹の物語で、弁護士の姉と無職の妹の設定。実りつつある姉の恋路を最悪の形で邪魔をした妹であったが、姉は妹が大好きで、彼女を守るため秘密を抱え生きていく。一般論を述べるが、秘密は自分自身のものであり、他人のものではない。頭(=心)の中は誰のものでもなく自分のものである。

秘密を持っていることを気付いてしまった他者(=この映画の場合はフィアンセ)は秘密を知りたくなるし、秘密にしている理由を知りたがる。ましてや、結婚を誓った愛する女性の秘密は、女性が男性と同じように秘密を持って生きることを認めたくない男性、愛し合う関係に秘密は矛盾するからすべてを打ち明けて欲しいと願う男性、女性は男性に甘える可愛らしいものだと感じて生きてきた男性などなど「らしさ」に縛られている状況を考えると、どうしても許せない感情なのだろう。

この映画でも、「秘密を打ち明けるか」、「婚約を解消するか」の二つの道をフィアンセの男性から提示される。彼女は前者の道を選び、今まで通り自分の妹を守るため秘密を背負って自分独りの道を生きていく。これが私が感じた映画の意味(=主題)である。いまさら女性の自立云々であったが、今だからこその映画とも感じた。(1991年の映画「テルマ・アンド・ルイーズ」では崖に飛び込んだハッピーエンドだが、今回は飛び込まないハッピーエンド。)

映画終盤、自分探しの旅に出た妹と姉の物語はややご都合主義的にハッピーエンドを迎えるが、人間描写が素晴らしくとても良い映画であった!

この映画の姉のように人生を左右するほどの選択を迫れれた場合、物凄い葛藤があるだろうが、男性も女性も同じ土俵に立って同じ権利を主張し、同じ義務を果していく生き方を前提にするからこそ意味があり成り立ちえる映画なのだろう。

1・男女間の問題で、自立した女性をどのように男性がみつめるのかが問われた場合、男性は男性にこだわるのだろうか。

2・男女間の問題で、自立した男性をどのように女性がみつめるのかが問われた場合、女性は女性にこだわるのだろうか。

3・自分を信じて生きていく人間を描いた「マジェスティック」「コンタクト」と同じ根っこの映画であった。問い詰められ追い込まれたときに、本心を述べる強さと勇気は男女に限ったことではないが。

4・決して美人とはいえないキャメロンディアスだけど、彼女が魅力的にみえるのは、「女らしさ」にこだわっていないからだと思う。

5・お姉さん役は物凄く上手だった。オーストラリアの女優。

6・ラッセルクロウを世に送り出した「LAコンフィデンシャル」、マイケルダグラスを乗りこなした「ワンダーボーイ」、ラッパーのエミネムを手なずけた「8MILE」の監督は今回も素晴らしかった。

7・自立云々を述べるとうざい感じがあるが、対等と感じられる関係ほど楽しいものはない。

8・ちなみに[In her shoes~彼女の立場なら~]とは「以心伝心」という意味もある。

9・映画冒頭に流れるGarbageは懐かしかった。曲は「Stupid Girl」
海賊版のライブビデオを持っていたりもする。。
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# by ssnostalgia | 2005-11-29 13:00 | movie
fine winter day-Ⅰ
BGM7
Hard Normal Daddy  Squarepusher
Decksanddrumsandrockandroll Propellerheads
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# by ssnostalgia | 2005-11-26 11:12 | Entertainment
考えることへの対価
建築家協会(JIA)が発注者に要望書を出した。狭い分野の話であるが広い視点で捉えると重要だと思う。

旧大和田小学校跡地計画複合施設に関する要望書

建設工事での設計料をめぐる内容であるが、クライアントの物事の考え方を問いかけている。良いものを安くつくるための価格競争とモノを考えるアイデアへの対価を混同している。

価格ダンピングの切り口で見ると構造設計偽造事件と根っこは同じように見えるが、まったく異なる。(この微妙だが大きな違いをわかってほしい。)無色で透明な「アイデア」。それに価値を置いて生きる社会は考えを生み出すことで生きていく社会である。考えることからより良いものを生み出そうとする。考えることを無視する、「アイデア」に重きを置かない社会は、建築業界に限らず、よい結果をもたらさない。

「アイデア」を練ることは誰にでも出来るが、時間(コスト)をかければ必ずしも良い「アイデア」が生まれると言うわけでもない。と、断り書きを添えて。
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# by ssnostalgia | 2005-11-25 12:40
しのびよるネオ階級社会
林 信吾
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# by ssnostalgia | 2005-11-24 12:59
下流社会
三浦 展
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# by ssnostalgia | 2005-11-24 12:57
住み家殺人事件-建築論ノート
松山 巌

真理を司るとされる理論。実は一般性も普遍性もなく、単なる個人の道具でしかない。このことを理論自身は宣言しない。その状況で作られたモノとしての「建築」。

’私的=private’はもともと’欠如している=privative’から発生した概念である。個人より公共に重きをおく社会において、公共に居場所のない生き物を「私」ととらえ、欠如しているものと指し示す言葉であった。が、個人の権利を主張しそれを正当化しつつ「個人の自由」を賛美しすぎる近代。

「心」を「亡」くすから忘れるという言葉。忘れたことも忘れる状況を求められる合理的な社会の仕組み。

などなど「建築」を通して近代の行き詰まりを、詩人や哲学者の言葉を継ぎ合わせ作者の意思としてまとめ上げている。本書全体の構成は建築家の仕事と同じである。建築家はモノを作らない。必要なものを関係付けてつなぎ合わせることが建築家の仕事の本質である。そしてデザインとはばらばらなモノをまとめ上げるチカラである。創られたものは諸要素の結果でしかない。この作者は作者の理論で近代を否定し、詩人や哲学者の要素をまとめ上げ、後近代を見つめ本書を書き上げた。

全体の主旨は、固化する社会・合理主義の否定であった。全てを認めたくはないが真摯な姿勢と憂う心を感じたことを、ずっと忘れずにいたい。何度も読み返し、この先も読み返す本だと感じた。

以下の言葉が本書の区切り節目に一行ずつ挿入されている。
噛み締めて読んでしまった。


思えば私たちはずいぶんと遠くにきたものだ。

思えば私たちはずいぶんと自分の肉体から離れてしまった。

思えば、私たちはほんとうに遠く大地から離れてしまったのだ。

思えば私たちはとんでもないところまでやってきてしまったものである。

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# by ssnostalgia | 2005-11-21 12:59 | book
アジアパン
じゅわっと幸せ・アジアパンの玉子パン

美味しそうだなーと思って、通販で購入しました。
「大正ロマン」と銘うった菓子パンで、私は玉子パンとココアパンとメロンパンを買いました。
試食した感想は、
・コーティング(玉子、ココア、メロンなど)が分厚い。
・パン本体がバターたっぷりでリッチに作ってある。
と、原価が高そうで儲かっているのかな?と心配してしまうほどこだわっているのだと思った。学生時代に近くにあったパン屋さんで売っていたタマゴたっぷりの素人感抜群(商売っ気ない)のドーナツを思い出しました。

このパンをもって、本日は立川志らくさんの高座に行ってきます。平成ロマンだ。笑
個別包装してあるので冷凍庫での保存が可能ですのでみなさんもどうぞ。
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# by ssnostalgia | 2005-11-20 09:48 | TB
SWING GIRLS
この監督の「秘密の花園」や前作「ウォーターボーイズ」が良かったので期待していました「スイングガール」でしたが、映画にはドライブ感がなく「スイング」できませんでした。

設定がまずいと思った。若輩な俳優達は標準語でさえ使いこなすのが難しいのに、訛りのある言葉設定としてしまったところに、ギクシャクと上手に感情を表現できなかった多くの要因があると思う。標準語(ギャル語?)で都会の設定で作り直せば「スイング」と「ジャズ」に意味が出てくるのにね。田舎の設定にどんな意味があったのか。

また、女性が「ビックジャズバンド」という男性が扱っていたカテゴリーを表現として乗りこなしていく設定であった。ここは男女等価という意味で監督の表現したかった部分だったのかもしれないけど、乗りこなせていなかったと感じました。

男子生徒のシンクロナイズドスイミング(=女性カテゴリー)の映画が上手くいって、
女子生徒のビックジャズバンド(=男性カテゴリー)の映画がダメだったのは何か他にも理由があると思うけど。。。

期待していただけに個人的には残念だった。
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# by ssnostalgia | 2005-11-16 12:59 | movie
義経千本桜 四の切
歌舞伎名作撰
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# by ssnostalgia | 2005-11-14 12:30 | Entertainment
The Merchant of Venice
ヴェニスの商人

土地を失った民族(ユダヤ人)は奴隷となり虐げられながらも働いていた。虐げられ働く中、心の支えとして民族を守る一神教を見出し、神を磨き上げる。彼らはエクソダスを行い、土地と共に生きる奴隷の地位を捨て、彼らの神と共に生きていく道を選ぶ。一神教を信じる心は、大地と共に生きる多くの神や、それを信じて生きる民族を淘汰していく。

一神教を信じる仕組みは「貨幣」を信じる仕組みと同じで、一神教を成り立たせる土壌が人間に想像できたから「貨幣」は信用され利益を生み出す。無数の神がいた時代に「己が為にある神」を創り出した心は理解できるし、心の支えに「貨幣」がすり替っていったことも理解できる。

一神教は変遷し同根の思想を生み出す。ユダヤの神から始まった一神教は、キリストの神やイスラムの神を生み出す。さまざまな一神教の神は、現代では「貨幣」に成り代わり生き残っている。

などなど、個人的に大声を出すだけであまり上手とは思えないアル・パチーノが主演の映画でしたが、今回はまずまずのはまり役だったのか。主演の惨めな扱われ方、叫ぶ孤独、人を許さない姿勢などから映画内容とは関係ないことを映画から感じた。

1・役に前提(ものすごくお金持ちとか超能力があるとか)がある世話物の映画はあまり好きじゃないのだなと再認識。

2・主演のお姫さまには残酷な結果がまっていたと私は考えるし、知的で客観的な表情の女性表現が現代的であった。

3・人の顔につばを吐いてはいけない。

4・貨幣が生み出す利潤で人は幸せにもなるし不幸にもなる。

5・ユダヤ人はなぜにこうも嫌われて描かれるのか。「イル・ポスティーノ」を撮ったインド生まれの英国人の監督作品。
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# by ssnostalgia | 2005-11-09 12:51 | movie
THE BUTTERFLY EFFECT
バタフライ・エフェクト

カオス理論を表す言葉に以下のようなものがある。遠くの蝶著の羽ばたきが巻き起こす僅かな風が、はるか彼方で大きな嵐を巻き起こす。映画冒頭のキャプションである。蝶の羽ばたきほど主観から程遠くないが、子どもの頃のいくつもの出来事が今現在の私たちを含めた世界を形作っている。これは事実であろう。

未来を決める節目の出来事で記憶を失う主人公の設定である。彼は特殊能力な能力を持つ。それは日記(=過去)を書き換えられる能力である。日記に記述できる部分は記憶しているので当然書ける。しかし主人公は子どもの頃、断片的に記憶を失い覚えていない部分がいくつかある。もちろん日記でその部分の記述はされていない。

失った重要な部分の記憶、思い出そうとしても思い出せない部分の記憶が、現在にいきる彼の今を決めている。忘れてしまった部分を心の深遠まで探りなんとか思い出す。すると時間を遡りその当時まで戻り、違う選択をおこない彼自身の未来を変える。つまり、現状に不満を持つ主人公は記憶を書き換え、自身の現状を変えていくことを主題とする映画である。

日記を書き換える、つまりは過去の自分に戻り、違う自分の行動を選択し、現状を選択した自分を否定する。(選択する先は当然、選択してみないとわからないのであるが。)そうすると当然であるが過去が変わるため、日記を読んでいる今現在の自分に大きな変化をもたらす。

主人公が過去を事実を書き換えるほど、現在の自分の状況を許せない部分はよく理解できる。あまりにも不幸な状況が彼を取り巻いていて、その原因を選択したのは主人公自身であると感じているからである。子どもの頃の彼を取り巻く環境が歪んだ大人社会(隣家の幼児虐待を原因とした反動)であったのが一番の根本であったが、映画はここに主題を置いていないと感じる。

好きな彼女のため、友人のため、母のために何度も記憶を書き換え過去を変え、現在を操作する。現在の自分がいる世界を変えていくのであるが、全てが思い通りになり、彼の望む世界が手に入るわけではない。

好きな彼女を守るため、愛するからこそ、お互いの存在を知らずに現世で生きていくという仏教思想に近い映画の終わり方であった。本当か?と懐疑的になりながらも、「愛する人を守る」などと対象を卑下してみない私の考えの一部でもあるのだろうとも感じた。

1・文句なく面白い映画であったし、「プライマー」と並んで観念的に今年一番の映画だとおもう。

2・文学的には「ヴィラ・ドレイク」と「そして、ひと粒のひかり」で、映画としては「ミリオンダラーベイビー」が今のところの今年の映画ランキングのトップ。本年の残されたあと2ヶ月、ワタクシ映画ダービーを楽しんでいこうとおもう。
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# by ssnostalgia | 2005-11-09 12:51 | movie
第三の消費スタイル
野村総合研究所

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モノを購入するとき、人の判断基準は大きく二つに分けられていた。
それは「高くてもいいから欲しいものを買う」の高級志向と「商品に対するこだわりはないから安いものを買う」の価格志向の二つであった。近代からなのか戦後からなのか高度成長期からなのかこの二つの志向がどこから始まったのかわからないが、誰でも実感できる。

最近、新たな消費に対する志向がうまれたと本書は延べ、それを第3の消費スタイルとし「何も考えない消費」とよんでいる。合理的に何も考えていない消費ともいっている。

おそらくITの発達と普及により利便性が人間から良い意味での「我慢」や「待つこと」への耐力をうばってしまった結果に生まれてきた人間行動なのだろう。

第3の消費スタイルを浮き上がらせるため、上図の4つの消費「プレミアム消費」「利便性消費」「徹底探索消費」「安さ納得消費」を浮き上がらせ、それぞれの比率を検討するなか、「何も考えない消費」を導いている。

1・考えないヒト - ケータイ依存で退化した日本人 の内容が指し示す範疇に入っているのだろうと、もたらされた幸せが奪ってしまった負の部分を感じる。

2・「合理的に考えない人」はますます増えていくだろうし、市場とみなされている。
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# by ssnostalgia | 2005-11-09 12:49 | book
1985年
吉崎 達彦
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# by ssnostalgia | 2005-11-09 12:49 | book
『春の雪』
行定勲監督『春の雪』

映画を観る前の感想ですが。。

「春の雪」の中で崇徳上皇の唄、「瀬を早み、、」が支配的かつ印象深く使われていいるらしい。三島さんの「豊饒の海」は未読なので本作で輪廻転生を表しきって死んだ三島さんの心もわかりません。だからもちろん「春の雪」の監督が何を意図して作品を作ったのかもわかりませんが。と断りをつけて。

私が理解しているのは、崇徳上皇の「瀬を早み 岩にせかるる 滝川の われても末に 逢はむとぞ思ふ」は男女間の唄ではなく男色(=権勢欲)の唄なのだろうと感じていること。

と言うのも、「白河上皇」が実子「鳥羽院」の嫁を寝取って生まれた(とされる)「崇徳院」は、白河上皇が三代の帝を操るねじれた社会の縮図「院政期」に生まれたため、弟の「後白河院」と同様に素直に育つことが出来なかった。(と考えるのが普通だよね。)

5歳で帝になり藤原家の娘(7歳!)をもらってしまったら、社会的な女性の意味をわかってしまうため、本当の女性の意味は分かり得ないとおもう。ちなみに崇徳院(兄)と後白河帝(弟)の争いを下敷きにして今の日本は作られた。

文科系ではない私もやっと歴史に興味が湧いてきました。この映画は観たいと思いました。
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# by ssnostalgia | 2005-11-04 12:59 | movie
義経千本桜
橋本 治 (著), 岡田 嘉夫(絵)

先週の大河ドラマ「義経」ではちょうど歌舞伎で演じられる義経千本桜の場面というか引用箇所がいくつか出てきた。美和さんの鞍馬の天狗には驚きました。

いろいろ脚本され何が事実で何が正しいか知りませんが、立ち回りの美で取り上げられるほどの歌舞伎「義経千本桜」をライブで観てみたい。ビデオの団十郎は凄かった。
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# by ssnostalgia | 2005-11-01 12:55 | book
ひろい世界のかたすみで
橋本 治

橋本さんがコラムなどに書いているもので定期的に読んでいたのは、担当編集者のシラタキさんが死ぬまでの広告批評の「ああでもなくこうでもなく」と、近代日本に入るまでの芸術新潮の「ひらがな日本美術史」です。作者の温度変化を感じてしまって、今ではどちらも読まなくなってしまったが、どちらもまだ続いています。

多作と言われている橋本さんですが、エッセイやコラムを集めたこの本を読むとそれをものすごく感じる。ほんとうにたくさん書いている。内容はもちろん面白いです。

これを書くためにこの人、橋本治さんは生きているのだろうと私が感じる「双調平家物語」をさっさと書き終えて欲しいと思わせる、たくさんのたくさんのあまりにもたくさんのエッセイ集でした。(笑)

恐らく、本人いわく「書き終えるのは簡単だけど日本のバカに埋め尽くされた状況には早すぎて、彼らを看取って成仏させるのだ。」と思っているのだろうけど。
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# by ssnostalgia | 2005-11-01 12:54 | book
性差/別
女子プロゴルファーの宮里藍さんが男子ゴルフツアーに参加するらしいが、男女の性差枠を超えることを考える場合、女性が男性カテゴリーへの越境を行うことと対に考えられなければいけない内容に、男性の女性カテゴリーへの越境もある。

宮里さんが男性ツアーで仮に良い成績を収めた場合、賞賛をあびるだろうが、下記の記事の内容が実現して、男性ゴルファーが女性の大会に出場してよい成績を収めた場合の世論の対応は賞賛から程遠いだろう。この温度差に比例して男女の差別はあるのだよね。

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仏男子プロが全英女子への出場希望表明

男子プロゴルフのジャン・バンドベルド(フランス)が27日、来年の女子のメジャー大会、全英女子オープンへの出場希望を表明した。

6年前の全英オープンで歴史に残る逆転負けを喫したバンドベルドは、伝統を誇る全英オープンが、女子に参加の道を開く方針を示したことに納得がいかず「女子の男子ツアー出場が認められるなら、男子も女子の大会に出られるはず。そんなことより、もっと大事なやるべきことがある」と、女子の進出に揺れる男子ゴルフ界に一石を投じた。

[2005/10/28/14:21]
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# by ssnostalgia | 2005-10-31 09:06
MARIA FULL OF GRACE
そして、ひと粒のひかり
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面白くない映画もあれば、この映画のように素晴らしいものもある。
サンダンスが評価する映画には裕福ではない貧困層を扱ったものがいくつかある。この映画もそのひとつ。

サンダンス映画祭で評価を受けたものを見返してみるといい映画が多い。
どれもオススメです。

追記

映画での人間描写がものすごく良くて、演者が役そのものになっている。何か理由があると思ったら、監督の撮影手法の賜物で、演者にいったん配った台本を回収し、台本の中で記憶している部分を間違って覚えた部分を含めて聞き出し、そのあとで台本に手を加えての最終台本を役者が演じたのだと知る。増幅し拡張し成型されていく感じはある種アフォーダンスに近い。

同じ村からニューヨークに渡った幼馴なじみの女性をはじめ、皆が上手かったが、主人公の立ち居振る舞いや彼女の目つきからして私に似ているととにかく感じた。

皆から不幸と思われる行動や選択は、自身の判断を信じて動く「個」が導く結果でしかない。だれも理解できない選択の先に幸を信じるマリアには共感が持てた。マリアは私と同郷なのだろうか。

コロンビアでは子どもは育てられないと感じる主人公マリアの気持ちは事実だろう。近代が始まるまでは、化石燃料を燃やしてまで追求する極端な合理化はなかった。それを求められないで皆が生きてこれたが、いったん始まった合理化のもとでは生産性がすべてを評価する社会となって、映画の舞台コロンビアだけでなく、大地と共に生きている人々つまりは家族という機能とその存在意義を奪った。

貧困層の多産家族は、合理化が求める単純な労働にそまり、多くは必要とされない知識を積み重ねることを放棄していく。結果、労働力として搾取されるし、子どもは純粋だから自らを犠牲にし、労働力となっていく。悪循環を生み出す社会の根源は極端な合理化にある。

子どもが自ら生産力となり労働力となって働く社会は、近代化以降は仕組みとして拒絶されたのだから、本来は大人が排除しなくてはいけない。が、排除できない結果として後進国や発展途上国と呼ばれる国では前述の悪循環がうまれ、排除した結果、日本の子どもたちのようになぜか甘やかされた子どもに満たされた。

話しは戻って、主人公マリアは子どもの父を必要とせず、血のつながった家族も必要とせず、平等にチャンスのある豊かな社会(=働けば暮らしていけるという意味)で母の手ひとつで育てていこうと決心する。この決断は「同郷の私」にはものすごくわかった。マリアはものすごく苦労するだろうが、自分の選んだ道を彼女は意識している。後悔はしないだろう。(しないで欲しい。と自分に言い聞かせて。)

飛躍するが、子どもを育てるのが女性ひとりの生業だとしてそれが当たり前と感じられる社会が訪れたとすると、その社会では少子化はありえないだろう。そこにしか子どもを生み育てていく仕組みは無いのではないかと。この場合、男性にはどんな意味があるのだろうかと考えてみたが、子どもが男女の愛の結晶ではないという事実を証明するために存在するのだろう。笑
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# by ssnostalgia | 2005-10-27 21:15 | movie



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