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SOPHIE SCHOLL - DIE LETZTEN TAGE
白バラの祈り ゾフィー・ショル、最期の日々

国家組織(ナチ)も反体制思想を持つ学生(白バラ)もどちらも寄ってすがる思想を持ち、思想と自己を一体化させ行動の規範にする。前者の思想はナチズムであり、後者は「良心」であり「自由」であった。

思想戦では引くことは許されない。これは映画の見所のひとつで、表現としてすばらしかった。

「自由」という概念は曖昧だが、そこには思想がある。映画の主人公は女性で、あの時代、あの設定で国家と攻し、「自由」をとなえる女性像を今の時代で映画として取り上げる本意を考えると、見えてくるものが大きい。

映画「フライトプラン」での強い女性像と同根とはいえないが、芽生えはここ「自由」にあるのだと思う。
by ssnostalgia | 2006-02-19 07:36 | movie
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