落語には階級制度があって前座・二つ目・真打とランクがあってだいたい前座2~3年、二つ目を10年近くへて真打へとなっていく。自動的に昇進するものではないが普通にやっていれば誰だって真打になっていくのだろう。ただ、前座では前座で覚えなければならないことがあるし、二つ目では二つ目で、また真打では真打でそれぞれ身に付けなければならない間というかそのランクでしか学べない大事なものがそれぞれにあるのだろうと落語を聴いて感じるし、これはどの職種にも当てはまったりするのだろう。 二つ目(センスのいい人に限る!)が背伸びをしてがんばっている姿がなぜか好きで、柳好さん~米福さん、喬太郎さん~菊之丞さん の二つ目時代を知っているのは、今後、長~い意味で落語を楽しめると思うと嬉しくなった。 僕が興味があり知っている伝統芸能は落語だけだだが、「伝統芸能は分厚い」と不変な観があった。だが、かつては一世を風靡したはずの歌丸、柳橋、米丸などのそうそうたる幹部連中の演目から受ける感動の程度からは伝統を支えるのはやはり伝統と相反する「新しい血」なのだろうと感じままして。。。 かつての名人(「芸」をできなくなった人達)たちの存在から発せられる哀愁のオーラも楽しむ要因の1つのだけどね。
by ssnostalgia
| 2004-05-12 17:16
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