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白洲正子 両性具有の美
両性具有/男

今年の目標の一つに「白洲正子」と「林芙美子」を考えるを掲げました。取り合えずで書ける内容ではないですが「「両性具有の美」」から、、

彼女が取り上げた両性具有アンドロギュノスはすべて男性の同性愛であった。正解だと思う。男性性が社会を支配していた一面が表す事実が同性愛であり、属性に優劣があった上での恋愛関係でもある。地位とか血族とか加齢とかの属性が社会を造ってきたから、その過去を紐解くと属性に起因する同性愛がザクザクと取り上げられる。

女性の同性愛者は出てこなかったのも男性性が社会を支配してきたことの現われである。白洲正子が述べるように「人」と認められたのは「男性」だけであったからだ。「女性」が「男性」あるいは「人間」になることが実は不可能である。これが、必死になって男になろうとした彼女自身の結論なのだろうと、私はおもう。

「フェミニスト」はどう読むのか?
情報化社会(=これからの社会)に当てはめて考えられなかったのか?

しなやかな人と思っていたが、白州さんはマッチョでしたね。(良い意味です!)
by ssnostalgia | 2005-01-27 12:59 | book
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